皆さんこんにちは!道庁駅前店です!
暑さも少しずつ和らいできていますが、急な温度変化で体調を崩してはいませんか?
熱かったといえばなんといっても東京オリンピック!
COVID-19の影響で一年遅れてもなお、開催に不安の声が上がっていましたが、
始まってみるとなかなかどうして白熱する内容ばかりでしたね!
北海道はマラソンのコースになり、8月7日、8日の2日間に渡り世界中のランナーが札幌の地を駆け巡りました。
フルマラソンは距離にして42.195km、今大会ではケニアの選手が2時間8分38秒でこれを走り切り、見事に金メダルを獲得されていましたね!
速さのイメージがわかない方もいるでしょう。
ざっくり計算しますと、50m徒競争にして9.2秒。これは10歳前後の男子の徒競走と同等のタイムです。これを2時間以上も続けるわけですね。
セリヌンティウスもびっくりの速さです!
このように時間の速さを競う競技が主の陸上競技ですが、実はマラソンには“最遅記録”というものがあるのはご存じですか?
後に「日本マラソンの父」と呼ばれる金栗四三さんの記録です。
この方は今から109年前、ストックホルムオリンピックに出場した選手なのですが、マラソンの最中に日射病で倒れてしまい、そのまま民家に保護されるかたちで大会が終わってしまいました。オリンピック委員会に棄権の通知がされることもなく、現地では「消えた日本人」として話題になっていたそうです。
この大敗をきっかけに、後進の育成に尽力し箱根駅伝の開催に貢献したりと日本マラソン界に大きく寄与した人物でもあります。
時は流れて1967年、ストックホルムオリンピックの開催55周年を記念する式典が開催されました。
当時の記録を調べていたオリンピック委員会が金栗四三さんの棄権通知がなかった事実を知り、ゴールさせるために式典に彼を招待しました。
そのことに感激し、喜んだ彼は式典当日に大観衆の中で念願のゴールテープを切ることになったのです。
「これを以て、第5回オリンピック全日程を終了します」
アナウンスが流れマラソンの世界最長記録として認定されました。その記録こそが「54年8ヵ月6日5時間32分20秒3」
彼はこの記録に対して「長い道のりだった。この間に嫁をめとり6人の子供と10人の孫に恵まれた」とコメントを残しています。
なんとも粋なストーリーですね!!!
彼の生涯は大河ドラマにもなっています。興味のある方はぜひ見てみてはいかがでしょうか?
長くなりましたが皆さんも日射病、もとい熱中症には十分に気をつけて頂ければと思います。
道庁駅前では新たな薬歴システムを導入して3ヶ月を迎えようとしています。
少しずつ記載方法にも慣れてきており、他店舗への導入へ向けて効率的で適切な薬歴記載方法を日々頑張って模索しています!
道庁前店 復活のF